2013年12月2日

秋の九州ツーリング・1日目(別府~竹田~高千穂)



洋上でのアイソン彗星観察を目論んで4時半起き。5時頃から甲板に出ると当然風が強く冷たい。周りは暗いがフェリーの灯りと更待の月が明るすぎてそんなに見えない。北斗七星のとなりのラブジョイ彗星は双眼鏡でぼやっと見えたけど、肝心のアイソン彗星が出てきた頃にちょうど東の空に雲がかかり駄目だった。



8時35分に別府港到着。すぐに鶴見岳への登り。コンビニでアンパン1個とおにぎり2個を補給し、ピザまんとコーヒーで朝食。


別府の湯煙を下に見やりながらちんたら登っていく。天気は快晴。




ピークをすぎて県道52へ。気持ちのいい下り。途中の橋から由布岳が見事に見えた。
第一目的地の由布川峡谷。朝早くて誰もいない。曲線美。




もう一度県道へもどって庄内まで降りていく。直入庄内広域農道に入り、ふたたび登り。後ろには由布岳と鶴見岳。



永慶寺トンネルをくぐってからもう少し登り、展望ポイントで久住山が目前に。阿蘇も遠くに見える。





さすが山麓の広域農道。アップダウンの繰り返し。時間を見計らって予定どおり久住高原まで行ってるとまずいのではないか、と思えてきたので、途中で広域農道を離脱することにした。県道209で朝地へ向かい、竹田まで直行する。




竹田に12時半着。時間に余裕ができたので、高千穂への登りを県道8の崩野峠でなく、祖母山を抜ける県道7の尾平越でいけるのではないかという気がしてきた。これが後で大失敗につながる。

尾平越でいくなら原尻の滝ではなく白水堰堤を先に見に行く。玉来から川沿いの細い道。
ゆっくりと進んでいくと見えてきた。

白水堰堤到着。あのCMを見てからの念願がついに叶う。







水量は十分だが残念ながら逆光。観光客はまばら。「日本一美しいダム」という異名は伊達ではなかった。1時間ほど堪能して、自転車を担いで対岸に渡り、こちらもCMに出てきた音無円形分水へ向かう。




県道8で6連アーチの明正井路をくぐって緒方川沿いに原尻の滝へ。何気ない平地でいきなり川が落ちる大分のナイアガラ。



午後3時位に原尻の滝に付き、30分して出発。時間は大丈夫だと思っていた。なぜならなぜか原尻の滝から高千穂まで30kmと勘違いしていたから。実際には58kmもあった。

尾平方面へ10kmほど行ったところで尾平まで20kmの表示。ここで間違いに気付いた。そして空腹を感じ、朝コンビニで仕入れた補給食以外なにも食べてないことも思い出す。あ、これはやばい。



ライトは用意していたので日没は問題なかった。しかし尾平までも川沿いになだらかに登るのではなく、10%ぐらいの斜度で何度もアップダウンを繰り返す。ちょうど日没の5時頃に尾平に到着、空腹感が高まってきた。薄明の時間になんとかトンネルまで登ろうとするが、ついにハンガーノックらしき症状が襲ってきた。力が入らず、視野がせばまる。何度も足を止めるが回復するわけもなくつらい。

必死の体でトンネルにたどり着くと完全に日が落ちた。トンネルのところでメールの着信音がして携帯の電波が入ったことに気づく。ユースホステルに到着が遅れることを連絡。

キャットアイのライトは十分明るかった。幸いなことに高千穂側はほぼ登り返しがなく、一本調子で下っていく。道はせまく曲がりくねっているのでぶっ飛ばせるわけではなかったけれど。

上を見上げると素晴らしい星空が広がっていた。まだ月がでていないので真っ暗。

眼下に高千穂の町の灯りが見え始めてようやく助かったと感じた。午後7時高千穂ユースホステル着。